「狭い範囲だけど、日々の社会との触れ合いの中で思うこと」

自分が社会と触れ合った範囲内のことですが、思ったことを忘れないよう書き残したい

古いやり方に固執する人たち いずれは破れる

自治体の出先機関で働いた時のこと。自治体の直営からプロポーザル入札方式で民間の業者に任せるタイミングがあり、私はそのタイミングでの新規採用者(パートです)として直営時代から働いてた人(=古株のパートさん)たちと一緒に働くことになった。自治体も予算に余裕がなくなり、例えば保育園や幼稚園も市営から徐々に民間委託に移行していくイメージ。全国で同じような傾向があるのではないだろうか。初勤務の時から、古株さんたちはパートの分際でありながら「いかに今までの自分たちのやり方を守りつづけるか」に必死なのがよくわかった。こちらが知らないこと(一回聞けば分かること)があると、マウントを取る。仲間うちで固まって「あそこはああゆうふうにしましょうか」などと言って新しい知恵が入り込む隙を与えないことに力を注ぐ。サービスを受ける側(利用者)のメンバーは変わらないので「自分たちしか知らないような話題で利用者と盛り上がることで自分たちの優位性を保つ」そんな空気だった。でも4月〜8月の5ヶ月が過ぎて、仕事上必要のない会話に入らないようにしていたら、だんだん彼女らも静かになってきた。さすがプロポーザル方式で採用された企業だけあって、やり方がスマート。パートの扱いも丁寧で、静かに「よりよいやり方」を模索して通していく。パートとして精一杯お役に立ちたいと思って働いていたし、割と充実した現場だったと思う。