「狭い範囲だけど、日々の社会との触れ合いの中で思うこと」

自分が社会と触れ合った範囲内のことですが、思ったことを忘れないよう書き残したい

池袋暴走母子死亡事故判決で言葉について調べてみた

本日、東京地裁にて池袋暴走母子死亡事故についての判決が出ました。「飯塚幸三被告に禁錮5年の実刑判決」とありました。いつも判決に関する用語を聞き流していますが、被害者とご家族のご無念いかばかりかと、裁判の行方を見ていましたので、分かっていない言葉について調べてみました。はずかしながら備忘録も兼ねてここに記します。「実刑判決」とは執行猶予が付かない懲役刑、禁錮刑のこと。通常は判決後すぐに刑務所に収監され、禁錮期間中は原則として刑務所で過ごさなければならない、そうです。また「禁固刑」とは、労務作業のない身柄拘束刑で懲役刑と違って労働がありません。今回のように執行猶予が付かないケースとして「①手口が悪質②全く反省が見られない③再犯リスクが高い④被害者の処罰感情が強い」があるそうです。①に関しては飯塚被告は「事故を起こしてからの手口が非常に悪質」だと思いますが②と④が当てはまるでしょうか。予約していたフレンチのお店に遅れそうだったのが、暴走した理由だなんて(テレ東取材による飯塚被告の供述)その上「アクセルブレーキの踏み間違いはない、車の不備」と主張しているなんて。控訴しないで刑を受け入れて。収監されて下さい。