「狭い範囲だけど、日々の社会との触れ合いの中で思うこと」

自分が社会と触れ合った範囲内のことですが、思ったことを忘れないよう書き残したい

メンタリストダイゴさん発言に緊急声明を出された4団体の皆さま

「今、コロナ禍が長期化する中、生活に困窮する人々が増えているにもかかわらず、被保護実人員は、2020年2月の206.4万人から2021年4月の204.3万人へとむしろ減っており、生活保護の利用に結び付いていません。私たちの相談活動の中でも、「生活保護だけは死んでも受けたくない」という強い忌避感を示す人が極めて多いのです。これは、2012年春、片山さつき氏らの一部自民党国会議員らが主導した“生活保護バッシング”によって、生活保護を忌避する“国民感情”が深く広く浸透していることによると考えられます」

⇧⇧⇧⇧⇧4団体の緊急声明より抜粋させていただきました。最後の「片山さつき氏ら〜」のくだりはあなたがたの「そうじゃなかろうか」という想像の枠を出るものではないですよね。「生活保護さえ受けてくれれば現在の日本において人間らしい生活はできるし、餓死しないで済む。人の命に優劣などない。お願いだから生きていて」というのがあなたがたの願いであるなら、生活保護を受けるために必要な手続きとそのメリットを、なるべく分かりやすく説明し、かつ心理学的にも「あなたは生きていてほしい存在なんだ」と伝え、生活保護受給に前向きになる人を1日1人でも増やすことに情熱を傾けるのがあなたがた団体の「仕事してる」「役割を果たしてる」ってことじゃないかと存じます。

生活保護問題対策全国会議さま一般社団法人つくろい東京ファンドさま新型コロナ災害緊急アクションさま一般社団法人貧困ネットワークさま 2021年夏